ネズミこぞう・ちゅうべえ

ネズミこぞう・ちゅうべえ

江戸の世――
大名屋敷にこっそり忍び込む、ひとりのネズミがいた。
その名も「ネズミこぞう・ちゅうべえ」。

ある日、海の向こうからやってきた“貴重な珍味”――チーズを口にしてからというもの、
そのあまりのうまさに魅せられ、ちゅうべえは盗みに入るようになった。

だが、目的は己の欲ではない。
町の長屋で腹を空かせた仲間たちのために――
今日も夜の屋根を駆け、ちゅうべえはチーズを盗みにゆく。
クリエイター名

Teruさんち

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